ゲームレビュー「蜉蝣 ~前編~」
まいど、そしておひさしぶり(°д°)ノ
グータラしたり、執筆していたらもう十月も十日を切り、予定の半分も作業が進んでおりませんが!!
行き詰まった時は軽くゲームでもと思ったら思った以上に良い影響があったようで
別の作品に触れる――これがとても有意義なことと思わせてくれた素晴らしい作品のレビューですたい
作品名=蜉蝣 ~前編~/サークル名=鴨mile/ジャンル=明治浪漫ヴィジュアルノベル
こちらのサークルさん、実は自分が初めてコミケに参加した2011年冬にサークル参加をしていまして
その時はお誕生席でコピー本を配ってて、そこでコピー本を貰い、名刺をお渡した訳ですが・・・
自分はそれをすっかり忘れていまして、今年の夏コミでNew名刺をお渡しする際、過去に名刺を頂いたと伺い・・・
何故か、2011年冬コミのことが一瞬で思い出される
何故此処で仕事をするか俺の記憶力さん/コピー本はまだしっかりと持っていますよ
あの頃はまだ同人の右も左も分からず、とりあえず名刺を渡し、名前を覚えて貰おうと必死でした
今は一緒に語らえる仲間も増え、同サークルの代表=将生さんは日本の神様アンソロ企画にて自分と同じく小説枠で参加し、自分を取り巻く環境も色々変化したなとしみじみ実感しています
変化――それは必ず訪れるもので今作は変化とそれに伴う痛みが特に強く描かれている
時代は明治
西洋の文化が流れ込み、時代は大きな変化の渦中にあり、主人公=征治は師である巌+簸野郡の郡長織部からその山奥にある下界との交流を断って忘れ去られた村に赴き、明治政府の一員になるべく説得するよう交渉人として派遣される
時代の変化/文化の変化/環境の変化/心の変化
そして変化に必ず付きまとう痛み
時代背景に合った文章が当時の情景を強く感じさせ、その世界観に惹き込まれ、それだけの痛みに耐え、変化を掴み取ってきたのかが様々と伺えた
村を説得するのは容易ではなく、その背景には村+街に根差す禁+祟りの存在があり、征治はその解明にも奔走し、やがて真実に辿り着き、前編は終わりを迎える
登場人物も魅力的でヒロインの巫女=浮柚も良いのだが、その妹=結那も捨て難い
ヴィジュアルもストライクで、もうロリコンでいいや、と思える二人目のキャラです
話の構成も絶妙で村の掟の真相を星+星座に例えていたが、まさしく読み進めるごとに星座が完成していく様はなんかもう悔しいくらいに素晴らしかった
主人公の一人称で進み、その関係で主人公の立ち絵はほとんど登場せず、キャラの表情の差分があることも相まってか、微妙な感情のニュアンスが少々分かりづらかったかな
後編が冬コミでお披露目になるとかで続きが楽しみな作品がまた増えました
この作品で語られた変化と痛み――これは自分も次回作で大いに描こうと思っていたテーマなだけに色々刺激を貰えた
残念ながらDL販売などはしていないようで入手するには即売会に行く他ないが、プレイして損はない作品です
文章の雰囲気とイラストの雰囲気が絶妙でそこから溢れ出る世界観を是非感じてもらいたい
では今回はこの辺でノシ
追記でイラストを
原監督は後編プレイ後にでも!!
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