ゲームレビュー「同人ing」
はいまいど(°д°)ノ
久々のゲームレビューでござい
ってか、久々のゲームでござった
かれこれ三週間ぶりになりますか
前置きは省いてさっさと行きまっせ!!
作品名=同人ing/サークル名=星団ファミリー/ジャンル=青春ヴィジュアルノベル
相互リンクをさせて頂き、前回の夏コミでプレイ+レビューをさせて頂いた作品の完結作=最終章となります
テーマ=同人ゲームを作る同人ゲーム
高校生を中心とした同人サークル=ラン&ループがとある目的の為に同人活動で135万の大金を稼ぐことを目標に奮闘する姿を描く青春モノ
表現とは何か――表現することの素晴らしさ/楽しさ/可能性を描く一方で、表現することの厳しさ/過酷さ/非情さ――その両方をリアリティに描き、エンタメ性+メッセージ性を強く持っている
メインとなるキャラクターは同人サークルメンバーの五人
赤名康平=主人公/シナリオ担当/熱血/リーダーシップ/前向き/鈍感+天然のたらし
小湊伊織=メインヒロイン+赤名のたらしの第一被害者/イラスト担当/天真爛漫娘+若干の天然要素
瀬川瑠璃子=サブヒロイン/管理+広報担当/ドS+女王様/知性的で参謀役/お色気担当+その実下ネタに弱い――処女
成宮奏=サブヒロイン+赤名のたらしの第二被害者/音楽担当/勝気で我がまま/正統派ツンデレ
正統派ツンデレと書いたが、最近の流行りである普段はツン時々デレではなく、最初ツン後々デレのタイプである/誰が何といおうが後者が正統派である
時海色葉=サブヒロイン/スクリプト担当/不思議系+おっぱい大好き/着物
それぞれ良い味を出しているキャラクター達だが、サブキャラ達も負けないくらい味がある
ハゲとかツンデレ男とかメインキャラに女性が多いのに対してサブキャラは男性キャラが多く、主人公が食われ気味なほど良いキャラ
ってか、印象的に言うと、主人公<サブキャラ♂
康平は立ち絵がないのでヴィジュアル面がどうしても弱く、性格もベターな主人公キャラなので、もうひと癖欲しかったかもしれない
BGMも多くの方が携わり、かなりの曲数で場面にあった楽曲は雰囲気を盛り立ててくれる
ED曲もボーカル入りで作品とリンクした歌詞は心に染みた
今回プレイしたのは最終章である4章のみだが、プレイ時間は全章合計=12時間/4章のみ=4時間弱
4章はヒロイン伊織の兄であり、表現を忌み嫌い、氷のように冷たい心を持つ小湊恭二に伊織がイラストの専門学校に行くのを『表現』で認めてもらう最後にふさわしいストーリー展開
この恭二が絡んでくることによって表現の残酷さがリアルに描かれるようになる
王道的展開+青春モノらしい熱い展開が多い
主人公達の同人サークル=ラン&ループの意味を体現するような展開は想像の範囲にあったがそれでも鳥肌がたった
心理描写に体言止めが多用されていた印象を受けたが、個人的に体言止めは自分も多用するので大好きです(キリッ
シナリオのクオリティは高いのだが、主人公の姉=赤名操が登場するシーンに何か違和感を覚えた
操と思わしき人物はそれまでに登場しているのだが、台詞に矛盾があるように感じ、何度かやり直したがどうしてもそのシーンだけ違和感が拭えない
多分こうだろうと思う部分があるが伏線が見当たらない
伏線は分かりやすく張り巡らされた印象で、精査されたシナリオの中で↑の部分だけわだかまりを感じ、大切な場面だけにもやもやした気持ちが残ってしまった
シナリオに関してはそこ以外は実に素晴らしく、表現することの楽しさをクリエイター+プレイヤー両方が感じられる作品だ
後半に行くに連れてネットスラング+キャラ崩壊のギャグ要素が強くなり、シリアスとの良い塩梅になっている
終わり方も完全な大団円といかないが、心地良いスッキリとした気持ちになれるラスト
クリア特典として、BGM観賞+おまけシナリオが解放されるが、イラストに関しては特典がなく、一枚絵や作中ゲームのパッケージイラストが多数出て、ヴィジュアル面で気合が入っていただけに残念だった
また、ストーリーにパッケージイラストを使った暗転=場面切り替えが多く、若干テンポが悪くなってしまっていた
三週間ぶりに同人ゲームをやったが、やっぱ面白い
特にこの作品は表現することがテーマになっているのでその立場にある自分は表現の可能性や楽しさを再認識出来た
同人ゲーム好きには是非プレイしてほしいゲームであり、また同人の枠を跳び出して多くの表現者にもプレイしてほしいオススメの一作です
では今回はこの辺でノシ
久々のゲームレビューでござい
ってか、久々のゲームでござった
かれこれ三週間ぶりになりますか
前置きは省いてさっさと行きまっせ!!
作品名=同人ing/サークル名=星団ファミリー/ジャンル=青春ヴィジュアルノベル
相互リンクをさせて頂き、前回の夏コミでプレイ+レビューをさせて頂いた作品の完結作=最終章となります
テーマ=同人ゲームを作る同人ゲーム
高校生を中心とした同人サークル=ラン&ループがとある目的の為に同人活動で135万の大金を稼ぐことを目標に奮闘する姿を描く青春モノ
表現とは何か――表現することの素晴らしさ/楽しさ/可能性を描く一方で、表現することの厳しさ/過酷さ/非情さ――その両方をリアリティに描き、エンタメ性+メッセージ性を強く持っている
メインとなるキャラクターは同人サークルメンバーの五人
赤名康平=主人公/シナリオ担当/熱血/リーダーシップ/前向き/鈍感+天然のたらし
小湊伊織=メインヒロイン+赤名のたらしの第一被害者/イラスト担当/天真爛漫娘+若干の天然要素
瀬川瑠璃子=サブヒロイン/管理+広報担当/ドS+女王様/知性的で参謀役/お色気担当+その実下ネタに弱い――
成宮奏=サブヒロイン+赤名のたらしの第二被害者/音楽担当/勝気で我がまま/正統派ツンデレ
正統派ツンデレと書いたが、最近の流行りである普段はツン時々デレではなく、最初ツン後々デレのタイプである/誰が何といおうが後者が正統派である
時海色葉=サブヒロイン/スクリプト担当/不思議系+おっぱい大好き/着物
それぞれ良い味を出しているキャラクター達だが、サブキャラ達も負けないくらい味がある
ハゲとかツンデレ男とかメインキャラに女性が多いのに対してサブキャラは男性キャラが多く、主人公が食われ気味なほど良いキャラ
ってか、印象的に言うと、主人公<サブキャラ♂
康平は立ち絵がないのでヴィジュアル面がどうしても弱く、性格もベターな主人公キャラなので、もうひと癖欲しかったかもしれない
BGMも多くの方が携わり、かなりの曲数で場面にあった楽曲は雰囲気を盛り立ててくれる
ED曲もボーカル入りで作品とリンクした歌詞は心に染みた
今回プレイしたのは最終章である4章のみだが、プレイ時間は全章合計=12時間/4章のみ=4時間弱
4章はヒロイン伊織の兄であり、表現を忌み嫌い、氷のように冷たい心を持つ小湊恭二に伊織がイラストの専門学校に行くのを『表現』で認めてもらう最後にふさわしいストーリー展開
この恭二が絡んでくることによって表現の残酷さがリアルに描かれるようになる
王道的展開+青春モノらしい熱い展開が多い
主人公達の同人サークル=ラン&ループの意味を体現するような展開は想像の範囲にあったがそれでも鳥肌がたった
心理描写に体言止めが多用されていた印象を受けたが、個人的に体言止めは自分も多用するので大好きです(キリッ
シナリオのクオリティは高いのだが、主人公の姉=赤名操が登場するシーンに何か違和感を覚えた
操と思わしき人物はそれまでに登場しているのだが、台詞に矛盾があるように感じ、何度かやり直したがどうしてもそのシーンだけ違和感が拭えない
多分こうだろうと思う部分があるが伏線が見当たらない
伏線は分かりやすく張り巡らされた印象で、精査されたシナリオの中で↑の部分だけわだかまりを感じ、大切な場面だけにもやもやした気持ちが残ってしまった
シナリオに関してはそこ以外は実に素晴らしく、表現することの楽しさをクリエイター+プレイヤー両方が感じられる作品だ
後半に行くに連れてネットスラング+キャラ崩壊のギャグ要素が強くなり、シリアスとの良い塩梅になっている
終わり方も完全な大団円といかないが、心地良いスッキリとした気持ちになれるラスト
クリア特典として、BGM観賞+おまけシナリオが解放されるが、イラストに関しては特典がなく、一枚絵や作中ゲームのパッケージイラストが多数出て、ヴィジュアル面で気合が入っていただけに残念だった
また、ストーリーにパッケージイラストを使った暗転=場面切り替えが多く、若干テンポが悪くなってしまっていた
三週間ぶりに同人ゲームをやったが、やっぱ面白い
特にこの作品は表現することがテーマになっているのでその立場にある自分は表現の可能性や楽しさを再認識出来た
同人ゲーム好きには是非プレイしてほしいゲームであり、また同人の枠を跳び出して多くの表現者にもプレイしてほしいオススメの一作です
では今回はこの辺でノシ
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