午後の優雅な一時に映画を観たが優雅とは言い難かった
更新する時は更新するでお馴染みのアークだ(°д°)!!
とまぁ、そう言う訳でいつもの調子で始まる訳だが、今日は借りてきた映画のレビューをちょっくら
観た作品は「オーメン」と「レオン」
オーメンは6月6日午前6時に子供が生まれるがすぐに死んでしまい、同じ時間に生まれ、親を亡くした子供を養子にする所から始まります
666というのはヨハネの黙示録で獣の数字とされ、作品のキーワードになっていきます
この作品を一言で表すなら――「偶然が生みだした妄想と狂気」と言った所でしょうか
乳母の不自然な自殺を皮切りに主人公の周りで奇妙な事が多発し、神父に獣を殺せと言われ、自分の子=養子が実は悪魔の子である事が判明する
主人公である父親は子供を殺すか殺さないか苦渋の選択に迫られ――
知り合いに、誰かがお前を殺そうとしていると言われても普通ならば冗談や嘘と捕え、気にも留めないだろう
しかし、その事を聞いた直後から自分の身の回りで奇妙な事が起き始めたら?
急に車に衝突されそうになったり/帰ったら部屋が荒らされていたり/視線を感じたり――そういう現象が続けば、疑ってしまう――本当に自分の命を狙う誰かが居るんじゃないか
偶然である筈の様々な事がふとしたきっかけでどうしてもそれを関連付け陰謀と受け取ってしまいがち
オーメンはその心理を宗教――666+悪魔+親子と言うキーワードを使って秀逸に表現した作品だと思います
続編もあるみたいなのでまた借りてこようかと
で、もう一つの作品――レオン
孤独で凄腕の掃除屋=殺し屋レオンはふとしたきっかけで隣に住む少女と知り合い、更に共に生活をし始め、二人の間に奇妙な信頼関係が出来上がっていく
一部ではロリコン映画とか揶揄されますが、これは「不器用さ」と「純粋さ」を巧みに描いた良作だと自分は思います
主人公=レオンは掃除屋の家系で、生まれながらにして殺しの訓練を受けたが、読み書きが出来ない(作中では掃除屋の家系だとは語られないが設定ではそうらしい
ヒロイン=マチルダは父親が麻薬を横領し、結果マチルダ以外の家族が幼い弟も含め全員が殺され、自身を助けてくれたレオンに復讐の為に殺しのやり方を教えてくれと迫り、レオンもマチルダに殺しの技術を教えていきます
子供に殺しの技術を教えるなんてと思うかもしれませんが、それは上記で述べた不器用さなのではないかと感じました
レオン自身は掃除屋として育てられ、子供とも殆ど接した事が無く、どう接すればいいか分からない――それゆえレオンは自身がそうだったようにマチルダにも殺しの技術を教える事以外選択出来なかったのではないか
マチルダはレオンと暮らしていくうちに彼に対して愛情を持ち始めますが、家族の中で唯一愛していた弟を殺され復讐に燃え、子供特有の純粋さと言うものを感じました
レオンもマチルダと暮らして行くうちに彼女に父性愛的な感情に目覚め、彼女を助けるために危険を顧みない行動を取ります
ほぼバッドエンドに近い結末ですが、ただレオン=死者がマチルダ=生者の道になったと個人的解釈しています
なんか頭の中の文章と大分違う文章になったが、言いたい事は伝わっていると思う!!
興味のある方は借りてみてくれ
さて、三月も明日で終わり、明後日からは四月です
今月はドラムの練習で執筆をかなりサボったので四月は両立目指して気合いを入れていこうと思います・・・はい・・・うん
では今回はこの辺でノシ
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