今作は前作から雰囲気はかなり変わっていると思います
その一旦として冒頭の通信チップ説明の件
通信チップは一言で言えば、スマフォやガラケ等の携帯端末を直接脳に接続して使っているイメージです
メール等は脳内で視覚展開されますが文章ではどう説明すべきか、悩みます
頭の中で想像したものがよりはっきりと浮かんでいる感じと言っておきましょう
通信チップにも幾つか種類があり、リオが用いているのは通話とメール、メモなどの最低限の機能しか搭載していないタイプの通信チップです
フィオナも通信チップを使っていて、これに該当します
アンダーソンが使っていたのはネットワークにアクセス出来るタイプで利便性は高いですが、ウイルスによる攻撃に気を付けないといけません
ウイルス攻撃は通信チップの誤動作を招き、最悪死に至るケースもあります
True HeArt内では眼帯男=ジャックのみがこれを使っていて、残りのメンバーはフィオナと同じタイプです
最後の方で黒髪の男=マークの右腕が機会義手である事を書きましたが、サイボーグ技術も発展し、多くの国民が身体を機械化しています
ちなみにリオとフィオナは全身生身でマークは右腕/大男=紀彦は両足と臓器の一部/ジャックは右目を義眼化/狙撃女=マリアは右腕と右足に加え、声も機械声帯を用いています
二十年の間に何があったかも作中で追々説明します
次に世界観についてですが、ファンタジー要素以外は現代社会の延長と思って頂ければ大丈夫です
政治的な問題やテロ問題、経済問題等、現代社会でも問題視されている問題を取り上げつつも、しっかりとファンタジー色も出し、SF色も出す……
元々、サイバーパンクは構造+機構+体制に対する反発や反社会性をテーマにしたジャンルであり、それにファンタジー要素を取り入れたのがこのTrue HeArtです
まぁ、前作もそうだったんだけど、サイバーパンク色が薄く、ファンタジー色が濃いだけの作品だったので今回は両方がバランス良く混ざり合いいい味出せる作品になればいいなと
一章ではテロリズムと経済の相互性について個人的見解を展開していきますが、あまりツッコミはしないでください/数字とか度外視し、事象+結果のみで考えた見解で少しばかりリアリティに欠けるかもしれませんので
今回はこんなものかな?
書き進めながら世界観について等もまた徐々に明かしていこうと思います
用語集も徐々に増えていくと思います
以上、第一話のネタバレでした
前作からの主人公フィオナ+その仲間達/新たな主人公日向リオ・ジョン・セイヴァー/フィオナを殺す為に殺戮を続けた隻腕の殺戮鬼ウィル
どうか今後の展開にご期待下さい
第二話は早ければ八月の下旬には公開します
では今回はこの辺で
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